プッタネスカ
今回のレシピはプッタネスカです。。
プッタネスカってご存じでしょうか?
知っているヒトは知ってると思いますし、知らないヒトはしらないでしょうね。(あたりまえ(・A・))
正式名称は、スパゲティ・アッラ・プッタネスカ (Spaghetti alla Puttanesca) と言うらしく、日本語では「娼婦のパスタ」となります。。
娼婦のパスタって・・・。若干エロスな香り・・・。
娼婦風とか悪魔風とかってイタリア人のネーミングセンスは、凄いっすね(゚д゚)
で、実際どんなもんかっていうと、アンチョビ、ケッパー、オリーブ、唐辛子等が入ったトマトソースベースのパスタです。。
好みもあると思いますが、はまると癖になります。。
ここで一つの食材に注目してみたいと思うのですが、、
ケッパー
です。
「知ってるよ、オードブルのサーモンの上に乗ってるツブツブのヤツ。」←それです!(・∀・)
あれってケッパーの木の花のつぼみをピクルスにしたものらしいのですが、これを使ってプッタネスカを作るとそれなりにはおいしいんですが、それなりです・・(´・д・`)
ところが、塩漬けのケッパーと使うとケッパーの香りと味が段違いで旨いですっ!!
でも、ピクルスのケッパーはその辺のスーパーでも売ってるんだけど、塩漬けのケッパーはなかなか売って無いですよね。
かく言う僕もスイスに行ったときにたまたま売っていたのを買って来て使っています。
でも楽天等いくつかのサイトで購入できるようなので、ぜひ試してみて下さい!!

プッタネスカ以外にも、マリネに使ったり、ドレッシングやカルパッチョのソースにしてみたりといろいろ使えます。
レシピです。。[材料]
−トマトソース−
・トマトの水煮缶・・・1缶
・ニンニク・・・1カケ
・タマネギ・・・1/4個
・オレガノ(乾燥)
−その他−
・パスタ(スパゲッティーニ1.6mm)・・・200〜250g
※僕は、De CeccoのスパゲッティーニNo11を使っています。
・アンチョビフィレ・・・2切れ
・ブラックオリーブ・・・10〜15個位
・ケッパー塩漬け・・・大さじ1
・唐辛子・・・1(今回のレシピでは使っていません。お好みで入れて下さい。)
[調味料]
・塩・・・少々
・オリーブオイル・・・適量
・パルミジャーノ・・・少々(お好みで)
[作り方]
−トマトソースの作り方−
@ニンニク、タマネギ共に細かいみじん切りにする。大さじ2位のオリーブオイルをフライパンに引いて、弱火でじっくりと炒めます。
Aニンニク、タマネギにしっかりと火が通ったらトマト缶、少々のオレガノを加え、弱火にして15分〜20分位煮込みます。
※煮詰まり過ぎて水分がなくなったら適宜足しましょう。
Bフライパンに少々のオリーブオイルを引いて、弱火にし、アンチョビを入れます。アンチョビは、木べら等で細かくし、オリーブオイルに混ぜ込むようにします。
その後で粗く刻んだブラックオリーブとケッパーを入れて、オイルに香りを移すように炒めます。
(Bの作業を始める前の段階でパスタ用のお湯を沸かしておき、Bを始める時にパスタを茹で始めます。)
※ブラックオリーブは、種抜きのものを買っておくと調理が楽です。
ケッパーは、塩漬けの塩分をそのまま使用するので、外側に付いた塩だけ洗い流して刻んで使用します。
CBにAのトマトソースを加え、オイルとしっかり乳化させた後で、弱火で少々煮込みます。(水分が足りなければゆで汁を足しましょう。)
※Dでパスタをあえる前に一度味見しておきましょう。アンチョビとケッパーの塩分があるので、ほとんど味付けしなくて大丈夫なくらいですが、必要なら少々の塩を足します。
D茹で上がったパスタをソースに入れ、好みで少々のオリーブオイルを回しかけ、皿に盛ります。
・ケッパー、オリーブの風味とアンチョビ、トマトソースの味がマッチしてホントうまいです!!
・お好みでパルミジャーノをすり下ろしてもおいしいです。
・よくトマトソースのレシピで、具材を炒めたりした後にホールトマトを加えてソースにするやり方を見ますが、僕は必ずベースのトマトソース(イタリア料理で言うところのポモドーロ)は、それだけで別に作っておいてからそれを使ってソースを作ります。
っていうのも、一度煮込んで作っておいたトマトソースの方が、酸味がとれてまろやかになりおいしいからです。。
→と書いてましたが、材料を炒めてトマト缶を加えるやり方でも、当然おいしいです。ただこのやり方の方が酸味が少し残ったソースになります。でも、それは個人の好みかも・・・(Feb-08追記)
レシピブログに参加しています。。

ラベル:パスタ
また遊びに来ます!!